IT研修事業で行うIT研修サービスは、イテレイティブの長年に渡るIT教育のノウハウが詰まった、他社とは全く違うサービスです。
どのような人材に対しても、イテレイティブの教育メソッドを使うことで一流のIT技術者に育て上げることを可能にします。
新入社員向けオープン講座
「3カ月の研修で3年目のスキル」を身につけられる
入社直後に行われる事が多いIT研修で、一流システムエンジニアのマインドとITスキルの両方を身につけることを目的としています。
新入社員は十分なスキルを身につければ、自信を持って仕事に向かい合うことができるようになりますが、この「新入社員向けオープン講座」を受けるだけで新入社員にとって必要なカリキュラムを全て受講できます。
優秀な受講生は、すぐに現場の開発サブリーダーを任せられるレベルにまで達しており、お客様からも「3年目以上のスキルと能力がついている。」と非常にご評価の高い研修です。
新人を優秀な人材に育てたいと思われるのでしたら、ぜひこちらをご導入ください。
新入社員研修コース内容
コース名 | Webアプリ基礎コース | 総合開発演習コース |
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概要 | IT業界に関わる人材全員に必須な基本技術を習得した上で、JavaによるWebアプリケーションの設計・開発のノウハウを徹底的にマスターします! | 高速バスの予約システムを3~5名のチームで完成させます。設計、プログラミング、テストの一通りを通じて仕事の仕方を徹底的に学べるコース! |
研修概要 |
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期間 | 36日間 | 20日間 |
1名受講価格 | ¥643,000(税別) | ¥357,000(税別) |
3カ月間 全コース受講で1人 ¥1,000,000(税別) |
2018年度新人研修スケジュール
4月 | ||
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日 | 曜日 | カリキュラム |
1 | 日 | |
2 | 月 | |
3 | 火 | |
4 | 水 | |
5 | 木 | コンピュータ基礎 |
6 | 金 | コンピュータ基礎 |
7 | 土 | |
8 | 日 | |
9 | 月 | ネットワーク基礎 |
10 | 火 | ネットワーク基礎 |
11 | 水 | ネットワーク基礎 |
12 | 木 | データベース基礎 |
13 | 金 | データベース基礎 |
14 | 土 | |
15 | 日 | |
16 | 月 | SQLマスター |
17 | 火 | SQLマスター |
18 | 水 | SQLマスター |
19 | 木 | SQLマスター |
20 | 金 | プログラミング入門 |
21 | 土 | |
22 | 日 | |
23 | 月 | プログラミング入門 |
24 | 火 | プログラミング入門 |
25 | 水 | プログラミング入門 |
26 | 木 | Java基礎 |
27 | 金 | Java基礎 |
28 | 土 | |
29 | 日 | |
30 | 月 | |
5月 | ||
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日 | 曜日 | カリキュラム |
1 | 火 | Java基礎 |
2 | 水 | Java基礎 |
3 | 木 | |
4 | 金 | |
5 | 土 | |
6 | 日 | |
7 | 月 | オブジェクト指向プログラミング入門 |
8 | 火 | オブジェクト指向プログラミング入門 |
9 | 水 | HTML/CSS基礎 |
10 | 木 | HTML/CSS基礎 |
11 | 金 | Servlet/JSPプログラミング基礎 |
12 | 土 | |
13 | 日 | |
14 | 月 | Servlet/JSPプログラミング基礎 |
15 | 火 | Servlet/JSPプログラミング基礎 |
16 | 水 | Servlet/JSPプログラミング基礎 |
17 | 木 | JDBCプログラミング基礎 |
18 | 金 | JavaScript入門 |
19 | 土 | |
20 | 日 | |
21 | 月 | JavaScript入門 |
22 | 火 | システム開発概論 |
23 | 水 | 要件定義・分析入門 |
24 | 木 | UML入門 |
25 | 金 | Webアプリケーション設計入門 |
26 | 土 | |
27 | 日 | |
28 | 月 | Webアプリケーション設計入門 |
29 | 火 | Webアプリケーションアーキテキチャ入門 |
30 | 水 | プロジェクト管理入門 |
31 | 木 | 総合開発演習(要求理解) |
6月 | ||
---|---|---|
日 | 曜日 | カリキュラム |
1 | 金 | 総合開発演習(プロジェクト・計画作成) |
2 | 土 | |
3 | 日 | |
4 | 月 | 総合開発演習(第1イテレーション) |
5 | 火 | 総合開発演習(第1イテレーション) |
6 | 水 | 総合開発演習(第1イテレーション) |
7 | 木 | 総合開発演習(第1イテレーション) |
8 | 金 | 総合開発演習(第1イテレーション) |
9 | 土 | |
10 | 日 | |
11 | 月 | 総合開発演習(第2イテレーション) |
12 | 火 | 総合開発演習(第2イテレーション) |
13 | 水 | 総合開発演習(第2イテレーション) |
14 | 木 | 総合開発演習(第2イテレーション) |
15 | 金 | 総合開発演習(第2イテレーション) |
16 | 土 | |
17 | 日 | |
18 | 月 | 総合開発演習(第3イテレーション) |
19 | 火 | 総合開発演習(第3イテレーション) |
20 | 水 | 総合開発演習(第3イテレーション) |
21 | 木 | 総合開発演習(第3イテレーション) |
22 | 金 | 総合開発演習(第3イテレーション) |
23 | 土 | |
24 | 日 | |
25 | 月 | 総合開発演習(プレゼン基礎力養成) |
26 | 火 | 総合開発演習(プレゼン基礎力養成) |
27 | 水 | |
28 | 木 | |
29 | 金 | |
30 | 土 | |
新入社員研修のQ&A
- Q助成金の対象になりますか?
- A:主に厚生労働省の助成金(キャリア形成促進助成金等)をご利用いただくことができます。
- Q研修の時間は何時から何時までですか?
- A:9時30分~17時30分(うち昼休み1時間)です。
- Qパソコンは必要ですか?
- A:新入社員に支給するパソコンがあり、社外に持ち出すことが可能であればお持ち下さい。その方が、自分のパソコンの操作に慣れますし、研修外で勉強することもできます。パソコンをご用意いただけない場合は、弊社で用意致しますので、別途ご相談下さい。
- Q個々の新入社員のスキルを報告してもらえるのですか?
- A:はい。毎月翌月に報告致します。報告内容としては、カリキュラム毎の評価に合わせて、コミュニケーション力や姿勢といった主観的な評価を提出致します。
カリキュラム毎の評価は各カリキュラムの最終日に実施する確認テストの結果となります。 - Q研修期間中に会社がフォローした方が良いことはありますか?
- A:受講生によっては、新しい環境をストレスに感じたり、自信を持てずに悩みを抱える場合があります。弊社では細心の注意を払い、そのような受講生がいないか観察し、必要に応じて御社へご報告致します。出来るだけ新入社員に親身に相談に応じて下さい。
技術的なフォローアップは全く必要ありません。 - Q会社のイベントなどで欠席する場合、フォローアップしてもらうことは可能ですか?
- A:1日であれば、欠席前日の夜や翌日の朝に対応致します。土日に対応することも可能ですが、会場等の都合で調整が必要な場合がありますので、その都度ご相談下さい。
新入社員向けオープン講座の特徴
IT研修で有能な人材に育てるためには、「5つのポイント」があります。
イテレイティブの研修サービスでは、その5つに重点を置いた研修を行う事で、未経験の新入社員であっても「3ヶ月で3年目」のスキルを持った人材にまで引き上げる事ができるようになっています。
- 1.意識の変革を促す
- 2.高いゴール設定
- 3.効果を発揮する教育メソッドとIT研修カリキュラム
- 4.コミュニケーションスキルの獲得
- 5.自立心の確立
1.意識の変革を促す
タイミングにより教育の効果は大幅に変わる
ほとんどの新人は、社会人になるタイミングで様々な変化を受け入れなければならないと強く思っていますので、このタイミングで仕事に対する基準を徹底的に高める事が大変重要になります。
そのため、入社後半年以内でどのような経験をさせるかが、その人材の将来を決定づけると言っても過言ではありません。
これは、業界、仕事、会社に対する世界観をいかに作るかが全ての価値感の根源につながるからです。
この段階で、やって当たり前、できて当たり前、努力して当たり前、仕事は厳しくて当たり前、自己啓発に投資して当たり前、という志を持たせる事が出来れば、仕事に対する不安感に押しつぶれる事はなくなり、モチベーションを維持したまま仕事に取り組む事ができるようになります。
「高い基準と世界観」を見せる
そこで、イテレイティブのIT研修ではIT業界における「高い基準と世界観」をイメージさせる事で、学生から社会人へと意識の変革を促します。
新人が最初に目にするのは、会社の一部分と研修の全てですので、この世界をどのように作り見せるかが最も重要です。
大多数の人は弱いので、「甘えても許される」という状況を見ただけで、それになびいてしまいます。
逆に耐えられそうにないほど厳しい、という状況を見ると心配になってしまいますので、現場を見せたりOJTをすることは、余計な想像をさせてしまう事に繋がり、モチベーションを下げてしまう場合があります。
社会は、なかなか結果の出せない厳しい世界ではありますが、IT業界はスキルを身に付ければいくらでもチャンスがあり、結果を出しやすい恵まれた環境ではあります。
さらに、会社というのは、所属している自分を守ってくれる場所であり、研修期間中は会社から給料をもらいながら一生涯に渡って役に立つ教育を受けさせてくれます。
そこで、研修では自分がそういった守られた状態にある事を認識させながら、「出来て当たり前」「皆、志が高い」 という世界観を植え付け、その間にIT業界で生き抜ける知識とスキルを付けさせ、自信を持たせます。

2.高いゴール設定
「新人レベル」を押し付けて教えることが成長を鈍らせる
新人は、社会の厳しさについてイメージをしていますが、何を身につければ社会を生き抜く力が付くのかについては、不安に思っています。
この不安を解消するためには、新人だからと言って中途半端な知識だけを身につけさせるのではなく、「IT業界でマスターすべき技術はどんなものがあるのか?」「何をマスターすれば生き抜いて行けるのか?」という疑問を解消してあげ、自分がどうなっていくのかという「ロールモデル」をイメージさせる事が非常に重要となります。
新人研修のゴール
そこで、イテレイティブのIT研修ではIT業界には具体的にどういった業務があって、自分がどんなスキルを身につければ、そうなれるかをイメージさせる「全部を見せる研修」を行っています。

3.効果を発揮する教育メソッドとIT研修カリキュラム
価値あるスキルというのは、業務知識(言語やAPI、製品の特性、開発プロセスなどの詳細)を全て覚えさせるというのではなく、「如何に使いこなすか」、「如何にうまくやるために適切に判断できるか」です。
「3カ月で3年目」とは3年分の業務知識(言語やAPI、製品の特性、開発プロセスなどの詳細)を全て覚えさせるという意味ではありません。
知識は調べればいくらでも使えますが、今は覚える量に価値のある時代ではありません。
「如何に使いこなすか」、「如何にうまくやるために適切に判断できるか」が現代の価値のあるスキルなのです。
特に、教えすぎることによる弊害もあり、教える内容が緻密すぎるとそれに依存させてしまう副作用もあります。
「研修で教わったことがないから」「やったことがないから」といった言い訳になってしまうリスクすらあるのです。
そこで、イテレイティブの研修サービでは以下の3段階に分けて研修を行っています。
何度も繰り返し学習して要素技術を定着(基本)
まず、要素技術の基本は「考えること」よりも「繰り返し」の学習で当たり前の状態にします。
例えば、「足し算」や「掛け算」は考えてマスターすることではなく、パターン的な認知や記憶でマスターします。
それと同じように、プログラミングや設計の基本もかなりの割合でパターンでマスターさせ、繰り返しで記憶させ定着させます。
技術の組み合わせを実践的に(統合)
各要素技術を身に付けていても、実際にはそれらを組み合わせなければ役に立ちません。
例えば、Webアプリケーションを開発するには、「Java」をマスターするだけでは足りず、HTMLといった「WEBの知識」や、SQLといった「データベースの知識」が必要になります。
これらを組み合わせ、ひとつのまとまりとして作り上げるスキルを徹底的にマスターさせます。
調べて適切に判断し使いこなせるように(応用)
実際の業務に必要な技術や知識は、その場で習得しなければなりません。
それを如何に早く的確にマスターできるかどうかは、「基本的な技術の本質を理解しているか」と「書籍などに書かれていることを読み解く力」で大きく変わる、つまり技術的な幹と根と合わせた国語力が重要となります。
また、自分で調べたことや判断したことを仕事で役立てるには、「判断を常に理由付けして示せるか」です。
これらのスキルを、総合開発演習では身に付けさせます。

4.コミュニケーションスキルの獲得
要件定義はコミュニケーションそのものあり、業務系ITの仕事とは要求者から聞いたことを実現するサービスであるともいえます。
また、社会人は、それまでに得た知識を使って「自分なりの回答を出すこと」とそれを他人に「コミュニケーション」をして伝える事が重要となります。
そこで、イテレイティブの研修では、徹底的にこのコミュニケーション能力を引き上げる事に重点を置いています。
コミュニケーションモード
イテレイティブの新入社員研修では、コミュニケーションモードという形で研修の段階に応じ、受講生に対する接し方を変えていますが、このように講師のモードを変えるのは、若者の性質に合わせるためです。
これは最近の若者の傾向として、「失敗したくない」「恥をかきたくない」という気持ちがかなり強いため、このようにモードを切り替える対応が必要なのです。
1か月目 | 2ヶ月目 | 3ヶ月目 |
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フルアウトプット許容モード | しつけモード | 自立モード |
発言すること自体を褒めて、アウトプットをとにかく推奨します。 | 発言の内容で正すべきところを正していきます。社会人としての言葉づかいや言い回し、発言タイミングなどについて指導します。 | 報連相を自ら進んで出来るかを評価します。不足している場合のみ叱ります。 |
このように、コミュニケーションモードを切り替えて指導を行ってコミュニケーション能力を高める事で、受講生自身がわかったことを説明したり、わからないことを素直に相談できる状態に早く持っていくことが重要なのです。
独自日報システム「Lebecca」
イテレイティブの研修では、受講生が弊社独自の日報システムである「Lebecca」を使って毎日日報を作成しています。

この日報は、単に受講生が記載して完了ではなく、講師が一人一人の日報のチェックを行って添削をしてから返す事を毎日行う事で、業務において重要なドキュメント作成能力を徹底的に鍛え上げています。

特に誤字脱字のチェックだけでなく、「具体的に記載できているか」「結論から述べているか」「文章・構成がわかりやすいか」を確認し、受講生が出来るまで指導し続けます。
これにより、効果的かつ効率的に受講生のドキュメント作成能力を向上させ、人事担当者様の確認の負担が低減されるようになっています。
3分間スピーチ
研修においては、朝礼の際に受講生が3分間スピーチを行う場を設けています。
基本的には、3ヶ月の研修の間に一人につき3回以上スピーチするように調整をしていますので、何度も話すことで徐々に人前で話すことに対する抵抗を減らし、最初はあまり話せなかった受講生も最終的には堂々とスピーチできるようになっていきます。
また、質疑応答では質問だけでなく意見や感想も許容して、どんな環境でもフィードバックできるように慣らしていきます。
さらに、スピーチの内容に対しては、講師がコメントを行います。
発表の仕方や内容の評価だけでなく、話の中に出た要素に関わる業務の話をすることで、受講生が考えていることと、業務の関わりを強調することで、業務に活きる話だったという満足感を高めます。
3分間スピーチで訓練するのには、プレゼンテーション能力を高める以外にも、最後の発表会で自分らしく最高のプレゼンテーションをして成果を実感することで、それまで頑張ってきたことが良かったと実感させる目的もあるのです。
これにより、今後も厳しい環境でも喜んで努力できる人材になるのです。

5.自立心の確立
総合開発演習で自立心を持って開発に臨める人材を育成
イテレイティブが実現する自立型の人材は、下記の定義になっています。
- 割り当てられたタスクの進め方を適切に管理できる。
- 自ら行動して問題解決できる積極性を持つ。
- 適切に報連相できる。
イテレイティブの研修サービスでは、自立心を学ばせるために研修生でチームを作ってリーダーを選出し、実際の開発現場環境に近い形で、難易度の高いWebアプリケーションを作らせ、3回のイテレーションを経てサービスをローンチさせる、という実践型の研修を総合開発演習では行っています。
通常、新人にHTML、CSS、Javascrit、Servlet/JSPについて、本格的に教える研修はほとんどありませんが、イテレイティブの研修サービスでは、このフェーズで多くの要素を本格的に教えており、中でもデバッグの仕方や設計手法など、先輩でもマスターできていないことまでここでは教えています。
学習過程において、側面や要素が多いと混乱しやすいことは間違いありませんが、この混乱を起こさないと、理解が浅くなってしまって「自分が理解できているのか理解できていないのかすらわからない」「すぐに全部忘れてしまう」という状態になってしまいます。
しかし、この混乱を乗り越えて理解を深めることができると、「わかっていない部分に気付ける」「一部忘れてしまっても、全体の理解で忘れた部分を取り戻すことができる」という状態になります。
また、統合フェーズまでの間に、受講生のコミュニケーション能力を鍛え上げ、自分の考えを示せる状態にしていますので、コミュニケーションを使って混乱を払拭させるようにしています。
これに加え、研修では以下の4つの工夫が行われています。
チーム編成とリーダーの選出
講師は負けず嫌いの人材をリーダーに選出し、競争意識でチームがコントロールされるようにする事で、意識の低い受講生もそれに引っ張られて成果を出すようにしています。
高い難易度
研修ではコストと期間を一切変更することができませんが、高速バスの予約システムという、通常の新入社員研修では到底実現できない仕様にし、QCD(Quality:品質、 Cost:価格、, Delivery:納期)のバランスを考えて進める事が求められるようにしています。
実際の開発に近い環境
構成管理にSubversionを、バグトラッキングシステムとしてはBacklogを使って開発をさせる事で、チーム開発の基本を実践的に身に付けさせています。
3回のイテレーション
3回のイテレーションに分割することにより、1機能に対する設計、実装、テストがうまくいかなくても、最終的な失敗にはつながらず、失敗を活かして最終的に成功させるチャンスを与えています。
